地域と現況

北を拓いた道、国見峠。
眠下には母なる河石狩川が悠々と流れ、幾億の水を取り入れてきた空知の堰が、そこに望まれる。
 空知土地改良区は、北海道のほぼ中央部に位置し、空知平野の北部、石狩川左岸に沿って展開する水田の中枢地帯で、深川市音江町及び滝川市の大部分を区域としている。


沿革

空知土功組合(現空知土地改良区)の地区はもとヒグマが生息する鬱蒼とした大樹に閉ざされた人煙稀な未開地であったが、明治23年、当時の滝川村に屯田兵440戸の入植があり、更に明治27年現在の江部乙町に400戸の応募屯田兵の来住と一般移住者の手によって、大いに開拓の事業が進められた。


組織の取組